片思い時のメール!日々のちょっとしたメールで得られる幸せ


現在の年齢 22歳
性別 女性
結婚歴 未婚
職業 パート・アルバイト
恋愛成就の為にしたこと メールでアピール

彼に出会った当時、わたしと彼は高校2年生でした。出会いは委員会でした。

ある日委員会で招集をかけられ、知り合いのいない委員会で1人でひっそり佇んでいました。その委員会の内容は、文化祭に向けてパンフレットの広告を集めるために、いくつかの班に分かれるという内容でした。

そこで彼と同じ班になり、もう1人いたのですが都合が合わず、実質彼と2人になりました。クラスの違う全然知らなかった人ですが、以前に体育の授業で活躍していたのを見てかっこいいなと思っていた記憶はあります。

広告集めのために日程調整等の連絡を取る必要があり、彼とアドレス交換をしました。そのとき彼にアドレスを書いてもらった紙を、なんとなく捨てることができなくて取っておいたのですが、後々それはとても大切なものになりました。

デートのよう!でも仕事が終わるともう連絡をとれない

そしていざ広告集め。日程調整等でちょこっとメールのやり取りはしていたものの、実際に話すのは2回目、しかも2人きりで会うのは初めてという状態で、ほぼデートとも言える商店街めぐりでした。

1回目の待ち合わせで、彼が部活を理由に40分ほど遅刻してきたのは今でもとても印象に残っています。2人で何時間も商店街をめぐるうちに、どんどん話も弾むようになり、幸いとても親しみやすい人だったので、すぐに仲良くなりました。

そんなことが3.4回ありました。メールでも業務連絡以外に雑談もするようになり、だんだん彼の素の顔が見られるようになるのがとても楽しかったのを覚えています。

そして委員会としての最後の仕事の日、わたしは少し寂しい気持ちでいました。今日が終わったら彼と連絡を取る必要もなくなってしまう、こんなに楽しい日も最後なのかなあと感じていました。

そして仕事を終え、その日の夜にメールをしていたら、彼から「これからもよろしくな」というメッセージが。わたしは彼からそんな言葉が聞けるとは思ってもみなかったのでびっくりしましたが、とても喜びました。

メールとリアルのギャップに惹かれ片思い

それからは、同学年ですが教室は遠く、直接顔を合わせる機会はあまりなかったのですが、ちょこちょことメールのやり取りをかわすようになりました。

お互いシャイで、ばったり会った時にはコソッと手を振ったりしてはいましたが、会話に発展することはなく、でもメールでは元気にいろんな話をしてくれる、というギャップに私はだんだん惹かれて、気付けば片思いしていました。

秋頃、中学の時の男友達に部活の新人戦の応援に来てほしい、と言われたのですが、その彼も同じ部活で、わたしはどちらかというと片思いの彼を応援したかったため、図らずも公式戦の応援に行くことになりました。

メールで応援に行くね、と伝えたところ彼は恥ずかしいからあまり見ないで、と言っていたのですが、あとあとメールで嬉しそうに来てくれてありがとう、と言ってくれました。

片思いの彼とのメールのやりとりが楽しい

それからもお誕生日おめでとうメールをしたり、お互いのオススメのアーティストの紹介をしあったり、同時間に同じドラマを見て感想を言い合ったり、そんな風にとても楽しいメールのやり取りが続いていました。

彼が私に対してどういう気持ちだったのかは分かりませんが、勉強熱心で努力家な彼が、結構な時間をわたしとのメールに割いてくれる、ということがとても嬉しかったです。

特に印象に残っているメールは、オススメの曲があるんだよ!という内容で、「どうしようもなく君が好きなんだ」という歌詞付きで送られてきたメールです。

タイトルだけ教えてくれればわかるのに、わざわざそこを抜き取って歌詞を送ってくるなんて、本当にずるいと思いました。

片思いの恋は大学進学とともに終わりを告げた

そしてもちろん彼に私の事を好きになってほしい、と思いました。普段から彼のことを褒めたり、素直に嬉しい、やありがとうと伝えたり、わたしの気持ちは直接な言葉でなくとも伝わるだろう、と思うくらいにはメールでアピールしました。

でも決定的な言葉はいつまでたっても言えず、しかも高2の夏の委員会以来はほぼ顔を合わせて会話をしておらず、やりとりはメールだけでした。そのメールだけでも、彼とは深い絆を築けたとは思っています。

そして卒業のとき。お互い第一志望の大学に合格しました。わたしは大阪への進学が決まりました。そのときのメールで彼は「大阪では俺よりいい男を見つけろよ」とわたしに言ったのですが、そこでわたしは彼がわたしの気持ちに気づいていたなと確信しました。

ただ、好きだ、と伝える前に振られてしまいました。そう言われてしまうと、そうだなと返すことしかできなかったのですが、せめて好きだとだけでも伝えておけばよかったなあと思います。

ただこのおよそ1年半の片思いは、わたしの高校時代をとても豊かにしてくれました。大学合格も彼のおかげだと思っています。今はもうあまり連絡は取りませんが、いつか2人でゆっくり飲みに行きたいなと思える素敵な相手でした。